※今回の日記のBGMなんかがイメージできない人は「帰ウル」を見ませう
(BGM) わんだば わんだば わんだば〜♪
不在中、掃除機がカビに浸食されたMATは、ここに一大カビ掃討作戦を展開することを決定した。
そのために新兵器「スチームクリーナー」を購入、その他各種掃除機材を買いまくり、ここに闘いの火蓋は切って落とされた。
(BGM) わんだばだば わんだば わんだばだばだん〜♪
「隊長!風呂に「カビキラー爆雷」セット完了!」
「よし、爆破せよ!」
チュゴゴォォォン!!
塩素の力で次々に殲滅される目地の黒カビ
(BGM) わんだばだばだん わんだばだばだん わんだば わんだば〜♪
「スチームクリーナー発射っ!」
シュゴォォォォォ・・・!!
「すごい!レンジ脇にこびりついた油汚れがみるみると!!」
「これが新兵器の威力か・・・・」
(BGM) わんだばだば わんだば わんだばだばだん〜♪
「隊長ぉぉっ!!水回りが苦戦です、水アカがっ!うわぁぁぁっ!!」
「落ち着けっ!水アカにはビネガー砲を使えっ!「酢」が水アカを分解するんだ」
「りょ〜かぃっ!ビネガー砲セット!発射!!」
シュワワワワワ・・・
「水アカが見る見ると!すげぇ!ピカピカだっ!!」
(BGM) わんだば わんだば だば〜〜っ!!
休日を丸一日返上した「カビ殲滅作戦」はここにクライマックスを迎えようとしていた。
「隊長!トイレタンクへのぬめり取り剤の投下完了。あとは6時間放置して水を流すだけで完了です」
「うむっ、こっちも台所の排水溝のヌメリ取りに成功した」
「これで最後の〆に掃除機をかけて作戦終了だ」
ポチッ・・・クォォォォォ・・・ムワァァァン!
「ぐっ、ぐげほっ!!警告!状況「ガス」!状況「ガス」!!」
「ばっ、バカなっ!?掃除機のカビはこのあいだ清掃したはずだ」
「隊長!モータ部分のフィルターにカビが浸食していた模様ですっ!」
「なんだとっ!?退却!一時退却だっ!」
(アイキャッチ)ダッダラッダ〜ン ジャンッ!
予想を超えたカビの増殖に「カビ殲滅作戦」は最終局面にて暗唱に乗り上げた。
MAT本部に戻った隊員達は重苦しい空気に包まれていた。
「隊長!このままでは作戦は失敗です!!」
「わかっている!掃除機が使えないのでは、作戦自体が本末転倒。否、掃除機が使用不可になるということは、人類存亡そのものが危うい極めて重大な事態だ」
「諸君!」
「司令!?」
「カビ殲滅作戦どころか、掃除機がまだカビに浸食され使用不能とはどういうことだね!?」
「申し訳ありません司令、前回のカビ清掃が不十分だったことが原因です。敵は、我々が想像する以上の速度で増殖を続け、そして想像以上の生命力を持っています」
「それをなんとかするのが貴様らの役目だろう!」
「はっ!私に掃除機のカビを一掃するプランがあります。これをもって、掃除機に巣くうカビを一掃できるでしょう!!」
「本当にそれでカビを一掃できるのかね?失敗したら貴様ら解散だぞっ!!そのことを肝に銘じておくんだな」
「隊長!一体どうするつもりなんですかっ?」
「・・・・極めて危険だが、カビキラーとスチームクリーナーを使っての同時波状攻撃を敢行する」
「そんなっ!そんなことをすれば塩素が霧状となって吹き出し、周辺の大気は呼吸困難になります」
「わかっている、だがこれしかないっ!諸君、本作戦は極めて危険な作戦だ。若い諸君の命を無駄に失うことはない。私が攻撃を行う」
「隊長!!」
(アナウンス)「MATアロー1号スタンバイ。スチームクリーナー、カビキラー装備完了」
「発進!!」
グゴゴゴゴゴゴゴォ!!
「目標を確認。カビキラー発射!」
シュパパパ・・!!
「あんぎゃぁ〜ぉ!!」
「よしっ!続いて、スチームクリーナーでの攻撃にうつる」
ブシャァァァァァァァ!!
(コンピュータ警告音)「警告します、塩素ガス濃度上昇。危険です、ただちに離脱してください」
「まだだっ!くらえっ!!」
ブシャァァァァァァ!!!
「んぎゃぉぉぉ〜ぅん!!」
>(コンピュータ警告音)「塩素ガス濃度上昇。危険です、危険です、危険です、危険です・・・」
「クソッ!まだかっ!?やはり外からの攻撃では限界がっ・・・」
「んぎゃぉぉ!!」
シュガァァァァァァァ!!
「うぉっ!?不覚っ!!」
ズガァァァァン!!
「隊長ぉぉぉぉぉぉぉっ〜!!」
「おい郷っ!?どこへいく!?あそこには塩素ガスがっ・・・・」
「うわぁぁぁぁっ!!」
「郷ぉぉぉ〜〜〜っ!!」
(SE)キィィン・・・・キラーーーーーーン!!
「デュワッ!!」
デュィンデュィンデュィンデュィンデュィンデュィン・・・・・
「あっ!?ウルトラマン!!」
「ディヤァ!!」
(BGM)君にも見える〜ウルトラの星〜♪遠くはなれて地球に1人〜♪
「あ、ウルトラマンが掃除機を分解している!?」
「そうか、分解して中からカビを倒すのね」
「がんばれ〜っ!ウルトラマン!!」
(BGM)怪獣退治に使命をかけて〜♪ 燃える街にあとわずか〜♪
「ディヤァァァッ!!」
「あんぎゃぁぉぉぉ〜ん!!」
(BGM)とどろく叫びを耳にして〜♪
「デイッ!デュヤァァァッ!!」
「あ、掃除機が分解された!」
(BGM)帰ってきたぞ 帰ってきたぞ ウルトラマーン〜♪
(SE)ピコーンピコーンピコーンピコーン・・・・
「あっ、ウルトラマンあぶないっ!!塩素ガスがっ!!」
(SE)ピコーンピコーンピコーンピコーン・・・・
「グゥゥッ・・・・」
「んぎゃぁぉん!んぎゃぁぁぉぉん!!」
「デッ・・・・デュワァァァァァッ!!」
ビビビビビビビビビビビッ!!!!
「んぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぉぉ!!!」
ズガーーーーン!!!
「やったぁ!やったぞ!ウルトラマンが勝った!!」
「でも隊長が、それに郷が・・・・」
「お〜い!みんなぁ〜!!」
「郷?・・・それに隊長っ!?」
「隊長!」「郷!」「無事だったのかこいつ!」「よくご無事で」
「うむ・・・カビは?掃除機はどうなった?」
「ウルトラマンが、掃除機を分解して中からカビを退治してくれましたよ!」
「そうか・・・」
「でもよく2人とも無事だったな」
「ははは、きっとウルトラマンが助けてくれたんですよ」
「そうか。それにしてもお前、いつもウルトラマンに助けてもらってばかりだな」
「まったくだ」
「いやぁ・・・まいったなぁ」
(一同)「あははははははははは」
かくして、カビの驚異は去った。
だが再びカビの猛威が地球を襲う日がくるかもしれない。
そのためには、こまめに掃除をおこない、換気に気を付けなければいけないと心に誓うMATの隊員達であった。
(完)