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2005年02月22日 23:30 : さよならくりえ(ぱーむよさらば)

ソニー、 クリエの新機種投入を終了?現行機種は7月末まで生産 (PC Watch)

PEG-T600C以降、何度か新機種を買おうと思うたびに「それ、嫌がらせだろ?」といわんばかりに、 見事にユーザーニーズを外しまくってくれ。
そのたびに「いや、でも次の機種では・・・」と期待すれど、最後の最後まで「これだ!!」というジャストフィットな製品を出さないまま。
ケータイの台頭に押され、グループ全体でのシナジー効果も薄く、なにもかもが中途半端なまんまで。
日本における PalmOS機の歴史は、ここに幕を閉じることになったのだねぇ。

 

初めてのPalmOS機「Visor」を手に入れた時の「ワクワク」を今でも覚えている。
思えば、その製造元であるHandspringが「夢」を描ききることなく日本市場から撤退し、Palm自体も「Palm V」 を最後に日本から消え、事実上「SONYのCLIE」だけが日本市場唯一のPalmOSとなったあの辺りから、 今日という日は予見されていたのかもしれない。

そもそも俺自身、CLIEを使わなくなって久しい。
もう2年近く、電源すら投入していない。
だけどいまだに、ケータイでスケジュール管理や、タスク管理をしようとは思わない。
だから今でも時々、無性にPDAが欲しくなる。

本当だったらいくらでもやり方はあったし、やりようもあった。
だけどそれは成されなかった。

結果から見れば、ケータイがPDAを殺した。
"Video killed Radio Star" もとい "Cellular Phone killed PDA" ってとこか?
だけどもケータイはどこまで行ってもケータイで。
所詮、「出来損ないのPDA」にしかなれない。

でもじゃあPDAは「できそこないのPC」だったのか?
いや、違うだろう。
「PDAはPDAであって、PCではない」。
ニッチかもしれないが、立派に「PDAにしかできない役目」があったはずだ。
だけどその棲み分けもできず、小ムズカシく言うと「トータルソリューション」の中で足場を築けなかった。

こう言ってはなんだが、少なくとも国内市場においてPDAのシェアが低下したそもそもの原因は、「国内最後のPalm OS」である 「CLIE」をSONYが販売したことにあったと、今にして思う。
そのCLIEを使っていた俺が言うのも、随分勝手な話だけれども。
けれどもPalm OSの理念であり、PDAそのものの「製品思想」とも言える「Zen(禅) of Palm」 の思想から最もかけ離れたCLIEが、国内において支持を得た瞬間、PDAは、少なくともPalm OSは遠からず命運尽きることが決まってしまったのかもしれない。

いやいや、そもそもPalm OSそのものが、PDAのコアである部分(スケジュール管理、ToDo、アドレス帳、メール) を頑なに初代Palm OSからなんら発展させなかったことも致命的な失敗だったと思う。
PDAなのに、PDAとしての肝には手を入れず。その周辺にゴテゴテと「余計な」機能を追加していった。
PDAはPDAとして勝負すべきなのに、枝葉で勝負してきた。
それがマズかったんだと思う。

まぁ、終わるときまったものにとやかく言っても仕方はないのだろうけどもさ。

投稿者 : のむけん | カテゴリ : PC・デジタル | Updated at : 2008.3.26 14:32
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