
(JAXA提供)
小惑星探査機「はやぶさ」が、11月26日(日本時間)に、小惑星イトカワへ2度目の着陸を行い、サンプル回収に成功してから今日までの間に起こった出来事。
各所で報道済みだけど、多分、まぁ興味無い人は知らないかもしんないのでまとめておく。
着陸/サンプル回収し、イトカワの離陸後、姿勢制御用スラスター(化学燃料ロケット)にトラブルが発生。
ニ系統あるうちの一系統がダウン、残るシステムも稼動を試みるも推力不足により姿勢制御困難となり、はやぶさはセーフモード(受動待機状態)に移行。
セーフモードから起動し、引き続き姿勢立て直しのためのコマンドを送信するも、充分な推力を得られず失敗。
再度セーフモードに移行。
はやぶさとの通信が一時途絶
はやぶさと、低速度通信回復。
得られたデータから、スラスター用の化学燃料漏れにより、スラスター系の推力が不足しているものと推測。
燃料弁閉塞を行うも、推力回復に至らず。
この後、12月上旬の地球帰還を目指して、はやぶさのデータ解析、スラスター回復の復旧作業が続く。
11月27日の姿勢復旧作業時、探査機内部に燃料が漏れたことにより低温による電圧ダウンと、それにともなうシステム全体の再起動が確認される。
データレコーダ等、各種データが消失した可能性が浮上。
さらに、着陸時のデータ解析から、サンプル回収用の弾丸が発射直前に、中止コマンドの混入により発射されていない可能性が高いとの発表。
またスラスタ不調のため、推進用のイオンエンジンのキセノン噴射による姿勢制御での地球帰還プランが提示される。
内部に残留していた化学燃料噴出により、キセノンガス噴射による姿勢制御に失敗。
スピン状態となる。
スピンにより探査機のアンテナの向きが変わり、地球との通信途絶。
12月上旬のイトカワ出発、2007年6月の地球帰還が困難であることを発表。
サンプル地上回収と、残燃料の関係からはやぶさの地球帰還を2010年6月に延期すると発表。
とまぁ、こんなわけで、はやぶさが地球に帰ってくるのは2010年6月になりました(´・ω・`;
「歴史的な偉業」である、小惑星サンプルの回収も、正直かなり微妙になってますが。
ただ弾丸が発射されてなくても、サンプル回収用のサンプラーホーンが接地したのは間違いないので、その際に舞い上がった粉塵等の微小なサンプルが回収できている可能性はまだあります。
地球帰還までの道のりも、スラスタの回復ができないとかなり厳しい道のりになります。
スラスタが使えず、イオンエンジンのみでの帰還というのは、方向舵のきかない飛行機で、左右のエンジンの推力のコントロールだけで上下左右に飛行を行って着陸するようなものです。
またスラスタの損傷以外にも、長期間電源が不安定(スピンしているため、太陽電池が常に受光できない)、漏れたガスで起こった電圧低下・再起動による各種機器のリセットなどなど・・・言ってしまえば今のはやぶさは「満身創痍」の状態です。
さらに、耐用想定年数を超えての長期運用となるため、それ以外の機器故障の確率は、2007年帰還よりも跳ね上がっています。
だけどイトカワまでの道のりも決して平坦ではなかったわけで。
はやぶさは、トラブルの連続を乗り越え、遥か彼方の小惑星に辿り着き、着陸/離陸を2回もやってのけた「不屈の探査機」です。
なので、地球帰還もきっとやってのけてくれると信じてますよ(`・ω・´o
帰ってくるのはずいぶんと先になっちゃったけど。
がんばれ、はやぶさ!!
ドラマティック(*´д`*)
人類の為にがんばった「はやぶさ」に街の光で【おかえりなちい】を作りたい気分です('∇')
それだと、地球帰還は1万2千年後っすか?(´Д`;;
そっか、はやぶさはエーテル乱流に巻き込まれたせいであんなにボロボロなんだね(・∀・!!
とか言ってたら・・・・こんな漫画がっ(´Д`;
http://tardyion.hp.infoseek.co.jp/cgroom/cg/muses/comic1/ha_comi1.htm
なんつーか、ヲタの思考/嗜好パターンって共通してんのかね?w
素敵すぎるwww